平成27年8月、山形市において、第2回定例会を開催いたしました。
概要は以下のとおりです。
【開催日】
平成27年8月27日(木)~28日(金)
【出席者】
加盟都市:17都市35名
(山形市からインターンシップ生2名参加。)
【概 要】
■1日目
日時:8月27日(木)13時30分~17時00分
場所:山形市 霞城セントラル2階 国際交流センター会議室ほか(山形県山形市城南町1-1-1)
<全体会>
1.開催都市挨拶
山形市商工観光部長 遠藤秀一
2.議事
(1) 報告
① サブネットワーク活動について
(2) 議題
① 「産業のまちネットワーク推進協議会」報告集の作成について
② ホームページの改善について
③ 平成27年度「総会」(品川区)、
平成28年度「首都圏開催」(相模原市)、「地方開催」(富士市)について
3.山形市の産業施策の紹介
テーマ 「山形市の産業振興の現状と取り組みについて」
講 師 山形市商工観光部商工課長 武田吉浩
<研究会>
4.講演会
テーマ 「地域ぐるみ(産金民学官)の地域価値創造への挑戦」
講 師 山形大学 国際事業化研究センター副センター長
大学院理工学研究科教授 小野浩幸氏
5.グループディスカッション
テーマ 「産学官(金)連携の課題と今後の取り組みについて」
■2日目
日時:8月28日(金)8時45分~12時00分
場所:山形市内企業
<企業訪問>
1.株式会社シベール
山形県で初の洋菓子屋として生まれた会社であり、現在は、東北のみならず全国に24店舗を展開しています。洋菓子部門だけではなく、焼きたてパン工房、カフェ、レストラン、蕎麦屋と多くの業態での運営を行っています。2008年には、コンサートなどに使用できる東北でも屈指の演劇設備を誇るホール「シベールアリーナ」や、「遅筆堂文庫山形館」という図書館を設立して、地域に貢献しながら全国にその名を発信しています。
2.平清水焼 七右エ門窯
山形市の伝統工芸産業を代表する「平清水焼」の事業所です。平清水焼は、平安時代に慈覚大使(円仁)が焼を教えたのが始まりとされ、江戸時代に本格的に成立して以降、地域の生活を彩ってきました。昭和33年のブリュッセル万国博覧会ではグランプリを受賞するなど、生活用品だけでなく美術品としての評価も高いです。
七右エ門窯は、地元の千歳山から取れる硫化鉄分を多く含んだ赤味の強い陶石を原料に、料理皿、酒器、花瓶など魅力あふれる民芸陶器を作っています。体験教室では、親子連れや町内会に加え、市内外の幼稚園・保育園、小学校の生徒たちが焼物作りを楽しんでいます。
今回は「産学官(金)連携」をテーマに実施しました。
1日目は座学(講演会・ディスカッション)、2日目は山形市の産業集積について視察を通じ、さまざまな視点から見識を深めることができました。
また、当協議会の活性化案についても議論を行い、HPによる情報発信の強化に取り組むことで同意しました。
平成27年度総会は東京都品川区で開催を予定しています。