【市の概要】
八王子市は、東京都心から西へ約40キロメートル、新宿から電車で約40分の距離に位置しています。地形はおおむね盆地状で、北・西・南は海抜200mから800mほどの丘陵地帯に囲まれ、東は関東平野に続いています。市内には高尾山に代表される豊かな自然環境、職住近接をかなえる住環境などを備えた都市です。
本市は、大正6年の市制施行から、平成29年で100年を迎えました。平成27年4月からは、東京都初の中核市となり、人口56万人の多摩地区のリーディングシティとして、また、21の大学を抱える学園都市として、発展を続けています。
【ものづくり産業の概要】
明治期以降、地場産業である繊維関連の中小企業が集積し 「織物のまち」として発展してきましたが、昭和30年代後半からは、市街地周辺部で工業団地の造成と工場の誘致が始まり、やがて新興工業団地に立地する大企業や多摩地域の企業から独立操業したベンチャー企業などが地域の製造業の主な担い手となりました。また、理工系の学部を持つ大学の立地や、道路・鉄道の交通の要衝である点などの優れた条件を有していることにより、大手メーカーの研究開発拠点や、それらを支える高水準の基盤技術を持つ中小製造業、独自の技術や製品を持つ中小企業により多摩地域有数の集積を形成しています。
高度な技術と確かな品質を誇る日本のものづくり。八王子市の製造業もその一端を支えています。
八王子市産業振興部のHP